前回、ブログサイトの具体的なお引越し方法と、リニューアル作業について記事をアップしました。
サイトの見た目と構造が整ったところで、いよいよブログの中身をリニューアルしていきます。
リライトって難しくない??
大丈夫です!ポイントを押さえれば、誰でもできますよ。
ブログをリライトする目的や手順、リライトの注意点について知りたい人は、ぜひ参考になさってください。
リライトとは
リライトとは「記事を修正して、より良い内容に更新すること」です。
- 一部を書き直す
- 書き加える
- 別の表現にする
ことで、読者にとってより有益なコンテンツになるように編集します。
リライトする目的
リライトする目的は、コンテンツの内容を最適化することにあります。
コンテンツの内容を最適化=記事の内容を検索意図に沿ったものにするということ。
適切にリライトがおこなわれれば、
- 検索エンジンに上位表示されやすくなる
- 読者の満足度が上がる
- 再訪問率が上がる
- サービスが売れる
といった効果が見込めます。
記事のリライトは、ただ書き直せばよいというものではないのです。
リライトの手順
では、具体的にどうやってリライトすればよいのでしょうか?順番に説明します。
リライトの目的を明確にしておく
リライト作業に取り掛かる前に、まずはリライトする目的を明確にしておきましょう。例えば、
- Google検索上位に表示されるようにしたい
- 再びサイトに訪れる人を増やしたい
- サイトの目的が変わったので、修正したい
など、Webサイトのどこを改善したいのかによって、手直しする部分が変わってきます。
今回、FrankuLOGではターゲットとブログの目的が変わりました。
<ターゲット>
駆け出しエンジニア → 駆け出しフリーランス・駆け出しWebクリエイター
エンジニアだけではなく、Web制作にかかわる全てのクリエイターが対象になりました。
<ブログの目的>
駆け出しエンジニアにとって役立つ情報 → フリーランス&Webクリエイターにとって役立つ情報/FrankuLの活動報告
FrankuLというチームを知ってもらい、一緒に活動するメンバーを募集するという目的もあります。
この点をふまえ、記事のリライトを行いました。
古い情報を更新する
記事を書いてから時間がたっている場合、現在の情報とそぐわないケースがあります。
記事の中で「最新機器」として紹介しているものは、今も「最新」でしょうか?
技術や法律、人々の関心は、時間とともに変化します。
過去の情報は更新しましょう。
また、リンク切れをおこしていないかURLを確認することも忘れないでください。
文章や表現を修正する
文章の内容や表現は適切であるか、確認をします。
- 検索意図に沿った内容になっているか
- 表現のゆれはないか(Webとweb、引っ越しと引越しなど)
- 誤解を招く表現はないか
ひとつずつ見ていきます。
また、Webの文章においては「わかりやすさ」が重要なポイント。
難解な部分は、簡単な言い回しや言葉に置き換えるのがおすすめです。
あわせて、誤字脱字もチェックしましょう。
記事によって文字装飾やマーカーの使い方にバラツキがある場合は、この機会に統一してください。
SEO上位を狙うなら、キーワードの確認は必須
リライトをする目的がSEOなら、キーワードの確認も行います。
- ターゲットに合ったキーワードとなっているか
- ロングテールキーワードは適切か
- 見出しや記事内にキーワードが使われているか
細かくチェックしましょう。
キーワード選定には、Googleキーワードプランナーやラッコキーワードなどのツールが便利です。
(注:Googleキーワードプランナーを使うためには、Google広告のアカウントを作成する必要があります。アカウント作成後、広告配信をキャンセルし、「エキスパートモード」に切り替えると使用可能となります。)
参考:Google広告 https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/
参考:ラッコキーワード https://related-keywords.com/
リライトするときの注意点
リライトしたときは、記事の更新日を明記しましょう。
記事がリライトしたことがわかれば、サイトの信頼性や情報の信ぴょう性が高まります。
(注:WordPressの場合、自動で更新日が掲載されるテーマもあります。)
また、サイトを引っ越しする場合を除き、基本的にURLは変更しません。
記事を公開する前に、検索意図から外れた内容(コンテンツの目的と合わない内容)が含まれていないか再度チェックしてくださいね。
リライトしてみて大変だったこと
筆者は、自分のブログ記事をリライトしたことは何度もあります。
しかし、自分のブログをリライトするのと、他人が書いた記事をリライトするのは、全く別物でした。
作業の中で特に大変だった点が2つあります。
語尾や言い回しをどこまで修正するか
人は誰でも書き方のクセがあります。
技術的なことではなく「表現のクセ」です。
自分にとっては違和感のない表現でも、別の人から見たら「ちょっとわかりにくいかな?」と感じることがあります。
手直ししすぎると個性がなくなり、記事の流れが途切れてしまいます。
この折り合いをつけることが難しかったです。
先輩Webライター曰く「経験でわかる」そう。
まだまだ経験が足りないということですね(;^ω^)
内容をどこまで手直しするか
リライトの目的を把握したうえで、どこまで手直しするか基準を決めておく必要があります。
今回、この点が曖昧なままリライト作業にとりかかってしまい、二度手間になってしまいました。
作業を効率的に進めていくために、省く内容や追加する項目、修正する箇所の判断基準を明確にしておきましょう。
リライトを終えて
多くの過程を経て「フリーランスのための羅針盤ブログ FrankuLOG」は誕生しました。
なかでも、リライトは最も困難な作業でした。
コンテンツを作り直すのは、根気がいります。
効率よくリライトを進めていくために、必ずリライトする目的と手順を整理してからスタートしましょう。
これからリライトする人にとって、この記事が参考になれば幸いです。
あなたのWebサイトが、もっと魅力的なサイトになりますように。