「ブログを始めたものの、何を書けばいいかわからない。」「文章を書くのに時間がかかりすぎてしまう・・・。」
こんなとき、もしあなたの悩みを解決してくれる「優秀なアシスタント」がいたらどうでしょう?
アイデア出しから文章作成までをサポートし、あなたの執筆時間を大幅に短縮してくれる存在。それがAIです。
この記事では、AIライティングのメリットや具体的な使い方を紹介します。AIライティングはコツさえつかめば誰でも実践可能です。さっそくAIライティングの世界へ一歩踏み出してみましょう。

この記事もAIを活用して書いているよ!
AIライティングとは?

AIライティングとは、人工知能(AI)を活用して文章を作成する技術やプロセスのことです。
具体的には、あなたが入力したキーワードや指示(プロンプト)に基づいてAIが自動的に文章を生成したり、要約したり、校正・リライトしたりします。
AIは人間の創造性を補助し、執筆作業を加速させるための優秀なアシスタントのようなツールです。適切に使用することで記事の質が向上し、作業時間もぐっと短縮することができます。
AIライティングのメリット・デメリット
まず、AIライティングのメリットとデメリットを理解しておきましょう。
<メリット>
- 執筆時間の短縮
記事の構成案作成や下書きをAIが担当してくれるため、ゼロから書き始めるよりも圧倒的に速く記事が完成する - アイデア出しの効率化
記事のテーマやキーワードを入力するだけで、AIが複数のアイデアや視点を提案してくれる - 文章のブラッシュアップ
難しい表現を分かりやすくしたり、単調な文章を魅力的にしたりするなど、文章の質を高める手助けをしてくれる
<デメリット>
- 最終的なチェックは必要
AIが生成した文章に誤った情報や不自然な表現が含まれることがあるため、必ず人間の目で確認・修正する作業が必要となる - オリジナリティを出すのは人間の仕事
AIは既存の情報を学習して文章を生成するので、自身の経験や考えを加えてオリジナリティを出すことが大切
AIは時短ツールとしてとても優秀ですが、AIに記事を作成してもらった記事をそのまま納品することはできません。必ず最後は人間が目を通し、文章の読みやすさや内容の信ぴょう性を確かめる必要があります。
AIライティングのコツ
AIライティングを活用するには3つのコツがあります。AIはあくまでもアシスタント的な存在。「AIをどう使いこなすか」という視点が何よりも重要です。
良いプロンプト(指示)を出す
AIの文章の質は、プロンプトの質で決まります。以下の3つの要素を盛り込むことを意識しましょう。
- 役割の指定
「あなたはプロのライターです」「あなたはマーケティング担当者です」のように、AIに役割を与えると回答の質が上がります - 具体的な内容
「〇〇について」「△△の観点から」「必ず~を含める」など、書く内容を具体的に指定します - 条件の明記
「1000字以内で」「ですます調で」など、文字数やトーン、含めてほしいキーワードや内容などを明確に伝えます
「5W1H(誰が、何を、いつ、どこで、なぜ、どのように)」を意識するのがポイントです。
(例)
あなたはプロのライターです(Who)。AIライティングの活用法について(What)、読者である初心者向けに(Whom)、500文字程度で(How much)、ですます調で(How)まとめてください。
AIを「下書き」として活用する
AIに完璧な文章を求めるのではなく、質の高い下書きを書いてもらうイメージで使うのが良いでしょう。例えば、AIが作成した文章をベースにリライトや加筆修正を行うと、執筆時間を大幅に短縮できます。
また、アイデア出しや構成案の作成など、執筆の初期段階でAIを活用するのもおすすめ。これだけでも作業効率は格段に上がります。
最終的なチェックと調整は人間が行う
AIの最大のデメリットは、誤った情報や不自然な表現が含まれる可能性があること。AIが生成した情報に、事実誤認がないか必ず確認します。
また、AIには書けない自分自身の経験や考え、感情などを加えることで、記事にオリジナリティと深みを持たせることができます。
さっそく実践!AIライティングを始めよう
AIライティングの準備として、まずはツールを選択します。何をどう選んだらいいのかわからない場合は、代表的なものにアカウント登録をして実際に使ってみましょう。
- ChatGPT: 汎用性が高く、さまざまなタスクをこなせる万能ツール
- Claude: 長文の処理や、丁寧で自然な文章生成に強み
- Gemini: 最新の情報を踏まえた記事作成や、画像・データ分析にも対応可能
これらのツールは無料で試せるプランがあります。少し動かしてみると、自分にとって使いやすいかどうか、回答の内容やAIのクセのようなものがわかってくるはずです。
自分に合うツールが見つかったら、有料プランに登録するのがよいでしょう。無料プランは1日の使用回数に制限があるうえ、有料プランの方がより精度の高いサービスを提供しています。
なお、AIの基本的な使い方は、無料プランでも有料プランでも変わりません。今回はAIライティングの2つの使い方を紹介します。
使い方①:ゼロから記事を書いてもらう方法
最もAIの力を実感できる使い方のひとつです。
テーマとペルソナを設定する
AIに指示を出す前に、記事のテーマやキーワード、読者(ペルソナ)と目的を明確にして指示を出します。
例:「ブログ初心者向けのAIライティング活用法」というテーマで、「記事作成に悩む初心者」に向けて、「AIのメリットを理解して使ってもらう」ことを目的にする。
構成案をAIに作成してもらう
いきなり本文を書いてもらうのではなく、まずは記事の骨組みとなる構成案を作成してもらいます。
例:以下の条件で、ブログ記事の構成案を作成してください。
テーマ: ブログ初心者向けのAIライティング活用法
読者: ブログを始めたばかりで、記事作成に悩んでいる
目的: 読者にAIライティングのメリットを理解してもらい、実際に使ってもらうこと
本文を書いてもらう
AIが作成した構成案をもとに、本文を作成してもらいます。
例:以下の見出しに合う本文を作成してください。
見出し: AIライティングって難しい?いいえ、もう誰でも使える時代です
条件: AIライティングのハードルが下がったこと、この記事を読めば初心者でも使えるようになることを強調する。500文字程度でまとめる。
記事全体の推敲と調整をしてもらう
AIが生成した文章を読んで、全体を確認・調整します。事実と異なる点はないか確認し、可能であれば自分自身の経験や考えを加えると、記事の質も向上します。
例:以下の記事は、記事のテーマに合っていますか?修正点があれば教えてください。
使い方②:作成した文章をブラッシュアップする方法
すでに書いた文章を、さらに良くしたいときにもAIは強力な味方になります。
校正・誤字脱字チェック
人間が見落としがちなミスを素早く検出してくれます。
例:
・以下の文章を校正してください。
・誤字脱字があったら修正してください。
リライト・表現の改善
文章のトーンを変えたり別の表現に変更したり、より簡潔にしたりすることが簡単にできます。
例:
・下記の文章を別の表現に変えてください。
・下記の部分が長いので、200字程度にまとめてください。
私は薬機法や景表法に違反する言葉や表現がないか確認したいとき、AIに完成した記事を読んでもらいます。グレーゾーンな言い回しをより安全な表現にするためのアドバイスをくれるので、とても助かっていますよ。
タイトルや見出しの提案
読者の目を引く魅力的なタイトルや、見出しを複数提案してもらうことも可能です。
例:
・下記の記事のタイトルを変更したいので、いくつかタイトル案を出してください。より読者の関心を引き付けるようなタイトルにしたいです。
・以下の文章に最適な見出し案を5つ提案してください。
私もよくAIにタイトルを提案してもらいます。なぜそのタイトルを提案しているのか理由も合わせて教えてくれるので、毎回すごいなと感心してます。
イメージ通りの回答が得られないときは、2回、3回とタイトル案を出してもらうことも。同じことを何度頼んでも、嫌な顔をせずに回答してくれるのがAIの良いところです。
AIライティングでみんな同じ文章にならないの?
結論から言うと、正しく使えば全く同じ文章になることはありません。それぞれプロンプトが異なりますし、AIは膨大なテキストデータから無数のバリエーションを学習しています。同じテーマであっても、さまざまな表現の中からその都度最適なものを選択して組み合わせるため、みんなが同じ文章になることはないと考えられます。

それでもちょっと心配…。
ポイントとなるのは、やはりプロンプトの質です。プロンプトを工夫してより具体的で詳細な指示を出すことで、オリジナリティのある記事に仕上がります。例えば、想定読者を深堀りしてより詳細な条件を出してから構成を作ってもらったり、何度も本文を構成してもらったり、AIへの質問回数を重ねることも有効です。
AIを使う中で、自然とプロンプトの質は向上します。試行錯誤するうちにコツがわかってくるので心配はいりません。最初はうまくいかなくても、あきらめずに何度も試してみましょう。
徹底比較!同じお題で主要AIライティングツールを試してみた

同じプロンプトを使ってChatGPT、Claude、Geminiに記事を生成してもらい、その違いを比較してみました。(注:全て無料プランを使用・2025年8月時点における回答です。)
実際はより詳細なプロンプトで回答に合わせて何度も質問しますが、今回は純粋に比較するために追加の質問は行わず、1回だけ質問しています。
テーマ:AIライティングの活用法
読者: AIライティング初心者
構成を作る
各AIに下記のプロンプトで構成案を作ってもらいました。
あなたはWebライターです。「AIライティングの活用法」というテーマで記事を作成することになりました。想定読者はAIライティング初心者です。読後はAIライティングと活用方法について理解し、実際にAIを使用する準備を始めることを目標とします。この条件で記事の構成を考えてください。
<ChatGPT>


すっきりとまとまっており、ポイントもわかりやすいと感じます。
<Claude>


各段落に含める内容が、端的にわかりやすくまとめられています。しかし、文字数の指定をしていなかったため、総文字数が6000~7000字の記事を書く想定で構成が提案されてしまいました。上記の画像は、提案された構成の最初~真ん中の部分です。(段落は全部で10ありました・・・)
記事の後半にツール紹介や実践テクニックなども含まれており、内容はかなり充実している印象です。
<Gemini>



最も読者目線の構成であるように感じます。読者への呼びかけや共感を重視した構成のようです。
本文を作成してもらう
続いて、先ほど提案してもらった構成をもとに、下記のプロンプトで記事を作成してもらいました。
構成をもとに、下記の条件で本文を作成してください。
・文章はですます調、親しみやすいトーンで
・文字数は800文字程度
・AIライティングを活用するメリットとデメリットを必ず含める
・AIライティングを使うとどうなるのか、読者が具体的に想像できるように
<ChatGPT>
きれいにまとまっており読みやすい文章です。文字数は862文字でした。指示した条件もしっかりと含まれています。



内容はいいけれど、ちょっと見出しが味気ないかな?
<Claude>
文字数は965文字でした。見出しが工夫されている点と、具体例が多く含まれていて読者が実際AIを使う場面を想像しやすい点が評価できます。



導入部分とまとめ部分がWebライティングっぽい!
<Gemini>
ずいぶんボリュームがあるなと思ったら、1400文字を超えていました。「文字数は800文字程度」という指示をGemini側がすっかり忘れていますね。内容は指示通りですが、各段落を要約して文字数を減らす必要があります。




こんなふうに指示を無視した回答がでてくることもあるよ。
同じプロンプトでも、AIによって完成した記事が異なるのはおもしろいですよね。私は以前はClaudeばかり使用していましたが、現在はGeminiにはまっています。人によって使いやすいと感じるAIは異なるので、色々試してみるのがおすすめです。
また、AIに慣れてきたら記事に使用する画像を生成してもらうのもよいでしょう。ライティングとはまた違った面白みがありますし、適切なプロンプトを出せば記事の内容にぴったりの画像を提案してくれます。

この記事に使われている画像は、ChatGPTに作成してもらったよ~
今日からAIライティングを始めてみよう!
AIと聞いて難しそうだと感じる方もいるかもしれませんが、まずは「見出しだけをAIに考えてもらう」「書いた文章を校正してもらう」といった小さな一歩から始めてみましょう。
仕事だけでなく、日常生活で使うのもおすすめです。普段から使うことで適切なプロンプトを書く練習になります。私は冷蔵庫の中身からレシピを考えてもらったり、どんな選択肢があるのか知りたいときに情報をもらっています。
AIは完璧ではありませんが、あなたの優秀なアシスタントとして執筆の助けになってくれるはずです。AIを活用して、さらに効率よく仕事を進めていきましょう。