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いつも時間がない人へ~自分を知るための1時間~

FrankuL通信

働き方や環境が変わる、新たな挑戦を始めるなど、4月は気持ちが高ぶり、スタートにぴったりの季節ですね。

やりたいことが増えるのですが、それ以上に、やらなければならないことや、優先順位が高いことに追われて、時間に余裕が持てなくなる季節でもあります。

気がつくと「いつも時間がない人」になっていませんか?

今回は、いつも時間がない人にぜひ実践して欲しい、「自分を知るための1時間」をご紹介いたします。

「自分を知るための1時間」を積み重ねていくことで、

  • なぜ時間がないのか
  • 何にとらわれているのか
  • 本当にやりたいことは何か

など、自分の心と体に向き合うことができます。

その結果、不要なものを手放すことが出来るだけでなく、時間の使い方においても断捨離が出来るようになります。

気が付くと「いつも時間がない」状況からは抜け出しませんか?

「いつも時間がない人」の例

私はWeb制作フリーランスのコミュニティ「Be:come」や、侍エンジニアでメンター・講師をしています。まずは、「いつも時間がない人」の例として、受講生のみなさんの「あるある」をご紹介しますね。

春からコース受講の多くは、

  • 6月の資格試験までに1日〇時間は勉強するぞ!
  • 夏までに制作の業務を3件受注するぞ!

と、意気込み充分で学習をスタートします。

スタートから1日1日が足早に過ぎて行き、あっという間に2週間、月の半分。

日常生活で必ずやらなければならないこと、優先順位が高いことに追われ、学ぶための時間を確保しようとしても、

  • あー、今日も手付かずだった、もう寝る時間だ…
  • 思ってたよりも進まない、集中できない…

つい、明日もあるし…と後回し、先延ばしになってしまって、レッスン前になって慌てて課題に取り組むことになってしまうパターン。

そんな毎日から抜け出したくて、学習計画・スケジュールを立てるけど、今度はスケジュールを作ること、調整することに時間を使ってしまって、結局また時間がなくなり、「いつも時間がない人」になってしまいます。

「いつも時間がない人」の心境

時間を有効に使おう!とか、優先順位をつけよう!とか、時間に余裕を持つためのノウハウは色々なところで指南されています。

フリーランスは作業効率を上げていくことが、時間単価を上げていくことに直結しているので、フランクルブログでも以前、「作業効率を上げて収入増へ!時間を有効活用するための3ステップ」という記事で、時間の使い方をご紹介しました。

さぁ!頑張ろう!という意欲的な時は、このノウハウも実践しようと思えると思いますが、モチベーションが低下していたり、自律神経系の乱れから気分が落ち込んでいたり、心と体に余裕がない状態の時はどうでしょうか?

実際にはそこまで急ぎの仕事ではないのに焦りを感じてしまう、計画通りにいかない、スケジュールをこなせない、目の前のことで精一杯になってしまうなどの理由は、「いつも時間がない人」の心の状態の現れかもしれません。

そんな時に、効率良く時間を使おう!きちんと計画を立てよう!という指南を実践すると、結果が出ない自分、実践出来ない自分を追い込んでしまいます

ぜひ、ご自身の心と体の声を聞き、自分を知るための時間を作って下さい。

自分を知るのための1時間

学生時代や、就職活動で、自己分析を経験した方は多いのではないでしょうか?

長所や短所、得意なことや苦手なこと、「良し悪し」を整理して、内定を獲得するために一生懸命自分を知る努力をしたと思います。

では直近で、自分を知る時間を作ったのはいつか、振り返ってみてください。

家事・育児・仕事の両立や、学習の両立、仕事の掛け持ちなど、優先しなければならないことが多々あって、自分の気持ちや体と向き合う時間は減る一方ではないでしょうか?

ぜひ、毎日「自分を知るための1時間」を続けてみてください。

1時間も時間を取れないよ、という方の声が聞こえてきそうですが、安心してください。使えばあっという間に1時間が過ぎる、自分を知るためのツールは様々あります。

自分を知るためのツール

自分を知るためのツールというと、エニアグラムやストレングスファインダーなど、考え方や適性、性格診断などが思い浮かびますね。

エニアグラム性格診断【無料/90問式】あなたは9タイプのどれ?

クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)米国ギャラップ社の開発したオンライン「才能診断」ツール

自分を知るための1時間、最初のステップで診断を行うことは良いのですが、1度診断して終わってしまうものですと、自分を知るための1時間を継続していくことができません。

自分を知るためのツールは、自己分析だけではありません。

毎日の何気ない瞬間に、自分自身の状態を意識すること、それが自分を知るための大事なツールです。毎日続けていくことに意味があるので、日常の中で普段から行っていることで良いです

体調に違和感を感じて病院へ行くことも、健康維持のためにジムで筋トレすることも、ウォーキングすることも、ゆっくりとお茶を飲むことだって、自分を知るための行動です。

1時間の中で分かる心と体

私は1時間、オンラインヨガを受けることが多いのですが、ヨガのレッスンでも自分の心と体を知る事ができます。

背中や首がこわばっているな…

全然集中できないな…

まっすぐ立っているのにグラグラするな…

両足でしっかり踏めないな…

昨日はできたポーズが今日は痛くてできない!

なぜ昨日とこんなに差があるのかな?と振り返ってみると、

昨日は遅くまで残業してしまったから睡眠不足だな

仕事が順調に進まないから気持ちも沈んでるな

疲れが取れていないな

体と心は繋がっているので、自分の今の状態を知るきっかけになります。

フランクルのメンバーにも、自分を知るための1時間にどんなことをしているか聞いてみたところ、「ストレッチをしようと思いながら、ついつい動画を見て、ティータイムして、おやつを食べて終わってしまっています…」という方がいました。

頭では、ストレッチで身体を動かさなくちゃ!と考えていたけれど、心では、ゆっくりした時間が過ごしたい、甘いお菓子を食べて自分にご褒美をあげたい!と思っていたのかもしれませんね。

解決策を見つけてフラットに

自分の今の状態を知ることができたら、原因を取り除いて現状を変えていきましょう。

睡眠不足になるほど残業すると、身体の疲れは取れないし、気持ちも沈んでしまうので、本来のパフォーマンスでは仕事ができない、と分かった。

  • 確実にこなせる作業スケジュールに変更する
  • 1人では出来ないことは協力を仰ぐ
  • 睡眠をしっかりと取る

現状を変えていくことで、「自分を知るための1時間」にも変化が起こってくると思います。

この間までは、ゆっくりした時間を過ごしたい!と思っていた方も、体調が整い、スケジュールにもゆとりが出てくると、「今度は桜を眺めながらウォーキングしようかな?」と行動に変化が現れるかもしれません。

自分へのご褒美は、甘いおやつから、いつもより少し贅沢なランチタイムに変えてみるなど、自分のご機嫌をアップするための1時間に出来たら、仕事のパフォーマンスがもっと良くなりそうですね!

気持ちが病むと「病気」になり、気持ちが元に戻ると「元気」になるよ!

続けていくことで、気持ちが活き活きとした「活気」ある毎日へと変えていけるはずです。

引き続き、その時々の心と体の声を聞きながら、自分を知り、原因を取り除いていきましょう

不要なものを手放してゆとりを作る

「自分を知るための1時間」を積み重ねていくことで、時間がない理由が見えてくると思います。

  • 自分ではできないことも抱えていた
  • 予定を詰め込みすぎていた
  • 周りと比較して焦っていた
  • 本当にやりたいことが出来ていなかった

など、時間がない!と思っていたことでも、自分の心と体に向き合うことで、突き詰めてみると心の問題だったり、自分一人で悩むことではなかったりします。

「自分を知るための1時間」がもたらす結果は、不要なものを手放し、断捨離をすることで、心にゆとりが生まれることです。

どうしよう、どうしよう、と焦って過ごすよりは、自分自身と向き合って、本当にやりたいことに充分に力を発揮して、時間のない生活から抜け出しませんか?

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