緊急事態宣言から、リモートワークという働き方が一気に世の中に広まり、パソコンとインターネット環境があれば出来るWebの仕事に就きたい、という方が日に日に増えていますね。
小さなお子さんのいるご家庭や、介護などのサポート時間を必要とする方、柔軟な働き方を選択したい方にとって、Webの仕事はとても相性が良い職種だと思います。
今回は、Webの仕事に興味はあるけど、自分にもできるのかな?稼げるようになれるのかな?とスタートを躊躇している方にも安心の、未経験から始めやすいWebの仕事をご紹介いたします。
未経験から始めやすいWebの仕事とは?
Webの仕事にも様々な種類があります。
- Webディレクター
- Webデザイナー
- Webコーダー
- Webライター
他にも、Webプロデューサーや、フロントエンドエンジニア・バックエンドエンジニアなど、一見同じような仕事に思える職種も、業務の範囲によって呼ばれ方に違いがあります。
中でも、私たちフランクルがお勧めしたい、未経験から始めやすいWebの仕事は、WebコーダーとWebライターです。
Webコーダー
Webコーダーをお勧めする理由は、勉強スタートのハードルが低く、始めやすいことと、出来るようになってきた!とご自身でも実感しやすいからです。
どこまで頑張ったら一人前といえるのか、終わりが見えないことに挑戦するのは、やはり気持ちが折れてしまいやすいです。周りからの評価を得る前に、自分自身で成長を実感できるのは、大きなポイントですね。
また、Webコーダーは業務の範囲が明確なので、Webの仕事初心者が取り組みやすいこともお勧めのポイントです。
ワイヤーフレームやデザインカンプといった「制作指示書」がありますので、最終的な仕事の正解がわかった状態で制作に取り組むことができます。
「クライアントからなかなかOKが出ない、大丈夫かな?」「終わりが見えない、これでいいのかな?」と迷いながら進める、感覚やセンス、経験が重要視される仕事に比べると、挑戦しやすいですね。
Webライター
書くこと、文章にすることが好きです!という方は、Webライターがお勧めです。仕事にしていく上で重要なライティング技術は、改めて学んでいくととても勉強になりますよ。
奥が深いですが、ご自身の作り出す文章に1つ1つアウトプットしていくことで、読み手に優しく響く文章が書けるようになった、自分のものになってきた、と成長を実感することができます。
クライアントからの「お題」を元に、ブログ執筆、コラム執筆をしていくWebライターの仕事は、ライター募集の求人を見て応募します。
「お題」に、ご自身がこれまで経験してきた仕事や、好きなことが含まれていれば、得意を活かした文章にまとめることもできます。全くゼロからのスタートではないことも、お勧めしたいポイントです。
Webライターの評価は文字単価で表されることが多く、初心者向けの案件では1円を切るケースもありますが、文字単価2円になるまで頑張ろう!検索エンジンに評価される文章を書けるようになろう!(SEOライティング)と、目標を掲げながら取り組んでいけるので、初心者には挑戦しやすいですね。
挑戦してみたい!何から始めたらいいの?
通信教育や独学で学びをスタートしよう
実際に仕事にするまでの間に、時間と費用のコストがかかりすぎる仕事ですと、負担が大きく、なかなかスタートを切ることが出来ません。
現在は、通信教育や独学で学ぶことが出来る書籍・動画教材も多いので、まずはどんな勉強をするのかな?と気軽に覗いてみるところから始めてみてください。
「私はWebライターになりたいから、コードを書く勉強はしなくていいですよね?」という方も、自分の執筆した文章を、自分でWebに掲載できるところまで出来れば、お仕事の幅を広げることができるかもしれません。
自分の好き嫌いを判断するためにも、一度見てみることをお勧めします。
Progate(プロゲート)
HTML/CSS/JavascriptなどWebサイト制作に必要なスキルを学ぶことができる教材です。無料プランからスタートできますし、携帯のアプリでも学べるので、初めやすさはNo.1ですね。
【ピックアップ】Progateプロゲート(https://prog-8.com/)
ドットインストール
すべてのレッスンが3分以内の動画になっていて、電車移動や寝る前のちょっとした時間などでも気軽に学ぶことができます。初心者向けの「初めてのWeb制作」からのスタートがお勧めです。
【ピックアップ】ドットインストール(https://dotinstall.com/)
いちばんやさしいWordPressの教本
手元に本がある勉強の方が好き、という方には、いちばんやさしい~シリーズから、WordPressの教本がお勧めです。教本の1ページから最後まで進めていくと、お花屋さんのホームページが完成します。
出来上がった頃には、WordPressとLightningテーマ、関連したプラグインであれば、取り扱えるようになっているので、自信が持てるようになりますよ。
【参考】いちばんやさしいWordPressの教本の感想(https://blog.frankul.net/2022/03/30/wordpress-book/)
1冊ですべて身につくHTML&CSSとWebデザイン入門講座
WordPressで作品を作れるようになったら、HTML/CSSでホームページを作れるように、もう一歩踏み込んでみましょう。こちらも教本の1ページから最後まで進めていくことで、カフェのホームページが完成します。
ホームページ制作に必要なツールの準備から、Webの仕組みの理解、技法までがしっかりまとまっているので、本のタイトル通り、1冊ですべて身につきますし、勉強後に何度も読み返すことができる辞書のような頼もしい存在です。
【参考】1冊ですべて身につくHTML&CSSとWebデザイン入門講座の感想(https://blog.frankul.net/2022/03/30/book-html-css/)
実際の仕事や案件を見て目標を明確にしよう
どのくらい勉強したら、仕事にできますか?と言う質問をよく耳にしますが、運転免許と違って、学科に合格したら、実技に合格したら、というような、これといった決まりはありません。
教材を一通り学び終わったら、学習の合間に、実際の仕事にはどんな案件があるのか探し始めてみましょう。
小さなお子さんのいるご家庭や、介護などのサポート時間を必要とする方、柔軟な働き方を選択したい方にとっては、リモートワーク(在宅)で出来る仕事がありがたいですよね。
リモートワーク(在宅)で出来るWebコーダー、Webライターの募集が掲載されているWebマガジンを見てみたり、求人媒体で探してみてください。
勉強が進んでくると、本を一冊仕上げること、教材をこなすことが目的にすり替わってしまう人が多いです。勉強することが目的ではなく、仕事にすることが目的でスタートしたことを忘れないようにしましょう。
模写と手直しを繰り返してスキルアップ
教材通りにホームページを作り上げることが出来るのは当たり前。ここからが本当のスタートです。
Webコーダーは、ホームページの見た目から、HTMLコードを起こしていくことが仕事です。ホームページの見た目からコードを書いていく練習ができる「模写サイト」を使って、たくさん練習を積み重ねてください。
練習にふさわしい初級レベルから、熟練レベルまでありますので、初級レベルであれば、辞書や検索で調べなくても1時間で模写できるようになった、中級レベルでも、調べながらであれば半日で仕上がるようになった、などご自身の力試しになります。
【ピックアップ】作って学ぶコーディング学習サイトCodeStep(https://code-step.com/coding-recommend/)
模写に慣れてきたら、模写したホームページを土台に、オリジナリティを加えていきましょう。
- 使われていないHTMLタグを入れてみる
- 見出しの見た目を変えてみる
- カラーデザインを変更してみる
- マウスの動きを付けてみる
など、実際のホームページ制作は、基礎の積み重ねと、リクエストに合わせた柔軟な変更作業と確認の繰り返しです。
コードを書く⇔画面で確認する、この作業を何度も繰り返しながら、自分なりの型やアイデアをどんどんストックしていきましょう。
仕事を始めたい!どうやって探すの?
模写に自信がついてきたら、いよいよ仕事探しをスタートしましょう。
Webの仕事に限らずですが、様々な求人媒体で仕事の紹介がありますので、まずはご自身が現在のお仕事を辞めて「転職」したいのか、お仕事を辞めずに「副業」したいのか、週にどのくらい働きたいのか、などを決めていきましょう。
転職する場合
転職活動に必要な履歴書、職務経歴書の準備をスタートしましょう。未経験での転職ですと、入社後に研修が用意されている企業や、先輩に付いて業務を学べるOJT制度が備わっている企業であれば、より安心して臨むことができますね。
ハローワークや求人媒体を利用する他に、初めての転職で不安な方や、面接の受け答えなどの練習が出来るエージェント制度も、活用するとよいですね。
副業する場合
現在の仕事を辞めず、スモールスタートでWebの仕事をしたい場合におすすめです。現在のお勤め先が副業に対応しているか、まずはお勤め先に確認が必要です。
お仕事探しは「案件」がベースになります。クラウドソーシングサービスや、求人媒体の「業務委託」や「アルバイト・パート」で紹介されている案件を探すようにしましょう。
フリーランスになる場合
Webコーダー、Webライターの働き方であれば、「実務経験を積んでから…」と期間を設けなくても、未経験からフリーランスになることは充分可能です。
ただし、最初の1件仕事が出来たら終わりではなく、ずっと継続して仕事をしていけるように、しっかりと準備をすること、手を動かし続けることが大切です。
【参考】未経験から案件獲得へ!フリーランスの仕事の探し方(https://blog.frankul.net/2022/03/30/find-a-job/)
Webクリエイター育成コース「Be:come」
副業やフリーランスでWebの仕事を始めるにあたり、最初はうまく仕事に繋がらなかったり、思うような成果が出せなかったり、めげてしまうこともあると思います。
そんな時は、チームの仲間と一緒に、ポートフォリオ制作~仕事の獲得、納品までをOJTで学び実践できる、Webクリエイター育成コース「Be:come」の受講をお勧めします。
Be:comeには次の特徴があります。
現役フリーランスとチームで活動
スタートラインに立ったばかりのWebの仕事初心者が、 案件の獲得から納品までを自信をもってこなせるようになります。
同じ目標を持った受講生と出会うことができますし、 先輩からのアドバイスももらえる、みんなで成長できる環境が整っているので、Webの仕事が初めての方も、安心して活動できます。
FrankuL-フランクル-の代表と、先輩Webクリエイターが取り組む実際の業務に、チームの一員として参加することができ、直接指導を受けながら、現場ならではのスキルとノウハウを学んでください。
アウトプット中心の6つのカリキュラム
チーム活動とマンツーマンレッスンをバランスよく取り入れ、フリーランスの活動準備から営業活動、実際の案件を通してワイヤーフレーム作成からコーディング、納品後のお客様対応まで丁寧にサポートしています。
- フリーランス活動準備
- 営業活動
- ディレクション
- デザイン
- コーディング
- 納品/運用
オンライン受講・リモートワーク対応
FrankuL-フランクルの実際の案件への参画もオンラインなので、全国どこにいても参加できます。 将来的にはご自宅などからリモート環境で仕事をしたい方の、 コース修了後を見据えたカリキュラムになっています。
ご希望の修了生は、FrankuL-フランクル-のチーム活動へ参加受け入れも行っています。
Webクリエイター育成コース「Be:come」の詳細は、ぜひサービスサイトをご覧ください。
私たちフランクルのメンバーと一緒に、Webをお仕事にしませんか?
Webクリエイター育成コース「Be:come」受講説明会開催中
2022年10月 第2期開講に向けて、受講説明会を随時開催しています。
お一人お一人のお悩みをヒアリングしながら、講師が丁寧に解説しますので、
Webのことがわからない、初めての方も安心してご参加ください。
まとめ
今回は、未経験から始めやすいWebの仕事をご紹介しました。
この記事が、Webの仕事に挑戦したい、でも私にできるかな?と、なかなか1歩を踏み出すことができない方の、背中を押すことができたらうれしいです。
学習を進めていくと、これでいいのかな?あっているのかな?と不安になったり、時には誰かに相談しながら進めたいと思うことがあると思います。
Webクリエイター育成コース「Be:come」では、コース受講を控えた方向けのメンター制度も取り入れています。まずはお気軽にお問い合わせください。